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知って得をする!外壁塗装工事の“本当の意味”をご存知ですか?

外壁塗装工事とは、外壁に塗膜を付けて家の美観を回復することです。
そうお考えの方は、塗装専門店にご依頼ください。

外壁塗装工事とは、外壁に塗膜を付けることで家の防水性能を回復することです。
そうお考えの方も、塗装専門店にご依頼ください。

えっ!?じゃあ外壁塗装工事をする“本当の意味”って何なの?

例えばあなたがとある塗装専門店に外壁塗装工事を依頼したとします。
塗装専門店は文字通り<塗装の専門店>です。
見事に塗膜を付けていきます。

あなたは言います。
『北西の角にあったひび割れも見事に埋めて塗膜で保護してくれました。
西面の外壁が少し浮いていたところもきちんと固定してくれました。
窓の下のシミもキレイに直してくれたし、バルコニーの廻りの壁は少し劣化していたので、サービスで5回塗ってくれました。
とても満足のいく仕上がりで、納得の外壁塗装工事をありがとうございました。』

 

しかし数年後・・・

保証期間が切れていたのを思い出し、白アリ消毒をお願いしようと業者に床下を点検してもらったところ、白アリが発生していることが分かりました。

北西の角から侵入し、特に西面を大きくやられているそうです。
“そういえば”と思って家の周りを確認してみると・・・
窓の下のシミは塗装前と同じ状態に戻っていて、バルコニーの周りの壁は以前よりひどくなっているように見えます。

その後耐震診断を依頼し結果を見ると、<倒壊の危険性があります>の判定が・・・。
白アリの被害を調査するため室内の壁や天井を剥がしてみると、通し柱や梁、桁にも被害が広がっており、復旧が難しい状態だと告げられました。

家族で相談した結果、建て替えるという結論になりました。

この塗装専門店は手抜き工事をしたのでしょうか?

この塗装専門店は地元でも多少名の通った塗装屋さんです。
だから手抜きをしないということはありませんが、工事内容としてはむしろ丁寧な仕事をしていたと思います。

では何が問題なのでしょう?

この答えが“外壁塗装工事の本当の意味”なのです。

“外壁塗装工事は、10年に一回の家の総点検のチャンスです。”

屋根や外壁は家の中で最も過酷な環境にさらされています。
雨、風、直射日光や紫外線に耐え、最も大切な構造体を守っています。
そして外壁のひび割れ、浮き、表面の状態などで劣化のサインを発します。
しかしその劣化のサインは、塗装職人の一生懸命な仕事の裏に隠されてしまいます。

塗装職人はその劣化のサインをいかに上手く消すかにフォーカスします。
だから塗膜を付ける前に私たちが劣化のサインに気づき、その裏側に発生している劣化や、表側や上側にあるその劣化を発生させた根本の原因を把握して対策する必要があります。

劣化のサインに適切に手を加えてあげるのはその後です。
皮肉なことに、塗膜は劣化のサインを覆い隠してしまいます。
キレイに塗り潰された後では、次に現れるまでそれらに気付くチャンスはほぼなくなってしまいます。

外壁塗装工事の本当の意味は“10年に一回の家の総点検”をすることです。

それに適切に塗膜を付ける塗装職人の仕事が加わることで完成します。

本当の外壁塗装工事は、“家のプロ”と“塗装のプロ”のコラボレーションによって完成するのです。

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